2016年 10月 15日
卒業論文の現状報告
こんにちは!4年の松岡優衣です。
今回は卒業論文の現状報告をさせていただきたいと思います!
前回の記事でも書いた通り、夏休みに韓国に行き、多文化社会に対する意識調査をしてきました。
私の論文の調査対象は、韓国に住む結婚移住女性と韓国人大学生です。
まず、結婚移住女性に行った意識調査について紹介したいと思います。
中間発表では約20名に実施予定としていましたが、今回の調査では12名の方から回答をいただくことができました。
結婚移住女性の国籍は主にベトナム、フィリピン、中国でした。
韓国で偏見や差別を受けていると感じていたり、さまざまな支援を希望しておられるということが調査でわかりました。
しかし印象的だったのは、回答者のほとんどが韓国は住みやすいと回答していたことです。
次に韓国人大学生に行った意識調査について紹介します。
今回の調査では40名の学生から回答をいただくことができました。
学年が高くなるほど、在留外国人とトラブルがあったり、嫌悪感を抱くことがあると回答した人が多いことが分かりました。
直接話を聞くことができたのでその理由を聞いてみると、1,2年生は外国人との関わりが少ないことが挙げられました。その一方で上級生は留学生と一緒に授業を受けていたりと比較的外国人との関わりがあることが分かりました。
これからまとめた調査内容を分析して論文を書き進めていきたいと思います。