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色彩から見る日韓比較

안녕하세요003.gif

3年の伊藤優希です056.gif


今回の専門演習では
齊藤明美(2005) 『ことばと文化の日韓比較』の
第Ⅰ部ことばと言語行動 第2章5.黒いスーツの女性たち‐色彩イメージと自己提示の方法から、ファッションから見る日韓の色彩イメージについて発表しました。


韓国の色のイメージについてみんなに質問したところ、国旗の色である赤や青などの意見をいただきました001.gif続いて林先生に日本のイメージを質問したところ、「最初は国旗のイメージである赤だったけど、最近は薄いパステルのような色」また「外からみるのと中からみるのとではイメージが変わる」という意見をいただきました001.gif


そこで、一般的な韓国と日本の色彩イメージを比較しました。

060.gif韓国の色のイメージ・韓国人の色彩は、日本人よりも多様で鮮やかな色であり、赤、黄、橙系の原色を好む。
・韓国人が使う布団や電気製品の色は暖色系が多い。
・料理にもトウガラシを多く使用することなどから「せっかちな韓国人は赤のイメージ」
(暖色系・・・元気、情熱的、活動的、健康的)


060.gif日本の色のイメージ・四季の変化がなだらかな日本は自然の色彩に恵まれており、多様であり、鮮やか。
・服装は、みな似ていて単調であり、色彩感に乏しく見える。
・黒、グレー、紺、茶、ベージュ等の色合いを好む傾向があり、それらの色に季節や自分の好みに合わせて他の色を取り入れる。
(ベージュ、グレー…地味な半面、心理的な抵抗感が無く安心、上品、やさしい、シンプル)

韓国は明るい色、日本は地味というイメージでしたが、黒と結婚式の出席者の服装には違いがあります。

058.gif韓国での黒のイメージ
・セミナーや学会での女性の服装は、黒のスーツ、袖のある黒のワンピース。
・国会でも女性は男性と同じダークトーンの服。
→公の場で黒は季節に関係なく、フォーマルな雰囲気を出すことができる。
   きちんとした人に見られたい。

058.gif一方日本は
・黒は死を象徴する色でもあり、暗闇、恐怖、絶望を表す不吉な色。
・葬式に着ていく喪服のイメージ。
・国会ではグレーや紺色の中にピンクや水色、黄色、黄緑を取り入れる。

ですが、どちらもファッションとしての黒色は人気があります。


韓国での結婚式の出席者の服装
自分だけ目立つようなビビットカラーはフォーマルではないという考えから、落ち着いた色合いの服を着ます。
しかし日本は、花嫁が着る定番色である白以外を選びます。鮮やかな色や明るい色でもOKです。
        

コミュニケーションでは色彩が重要だということ、色は自分を表現することができるものだということが分かりました003.gif
その場に相応しい色を考えて服を着こなす必要もありますね。


ディスカッションの時に、信号機の色についての話題が出ました。

信号機の青はなぜ緑なのに青と呼ぶのでしょう??
昔は、「緑」も「緑に近い青」も全て「青」と言っていたらしく、その名残のようです。
「青物」、「青竹」、「青豆」、「青虫」、「青葉」、「青リンゴ」と本当は緑色なのに青と呼んでいますよね。

また、世界の信号機の色について一部ですが調べてみました。
フランスは、「赤、オレンジ、緑」
アメリカは、「赤、黄色、緑」
そして信号機発祥の地イギリスでは、「赤、琥珀色(透明感のある黄褐色や、黄色よりの橙色)、緑」
と呼んでいるそうです。
このように色彩を中心にいろいろな国を調べていくのも面白いですね003.gif
by imuzemi | 2011-05-11 15:36 | 2011年度 軌跡