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蛇のイメージは?

自然に関することわざ[動物編]パート5です♪今日は蛇について紹介します001.gif“구렁이”とは日本語で“青大将”のことですが、구렁이も青大将も蛇の代名詞となっています。

서리 맞은 구렁이(霜に遭った青大将)
意味:行動がのろくて気迫のない人。勢いがくじかれて希望が消えうせた意。霜で草木も枯れ、青大将などもすっかり勢いが衰えた様子、しかも世の中の悪さも景気の悪いことと重なった様子。

このことわざは、普段は元気な青大将も霜に遭えば衰えてしまうということに由来しています。これに対する日本のことわざは「蛭に塩」です。同様に「なめくじに塩」「青菜に塩」もあります。
さて、日韓の蛇のイメージですが、両国ともいいイメージと悪いイメージがあります。

  〈日本〉                   
良いイメージ 
   神の使いとして信仰の対象になっている  
   白い蛇は家、社、地域に幸運をもたらす
   守り神として崇め奉る

悪いイメージ 
   悪玉でずるいもののシンボル
   「蛇(じゃ)の道は蛇(へび)※1」は悪い仲間、悪友の間で使われる

  〈韓国〉
良いイメージ 
   夢判断で主に吉を知らせるきざしとなっている

悪いイメージ 
   陰険な人や、表情を肚(はら)で思っていることが違っている人のことを「구렁이와 같은 사람(蛇のような人)」と表現する


日本と韓国で良いイメージの蛇は神として崇められていたり、夢の中に出てきたりするものが多く、悪いイメージは現実的で一般の人々のことを表現しているように思います。

※1 意味:同類や同じ仲間のすることは、他の人には分からなくても、その仲間にはすぐに検討がつくこと。似たようなものに「餅は餅屋」があるが、これはその道のことは専門家が一番よく知っているという良い意味で使われる。


参考
孔泰瑢『韓国の故事ことわざ辞典』1987.角川書店
金容権 『韓国朝鮮ことわざ辞典』1999.徳間文庫
ことば発掘探検隊編『ことばの動物苑』1997.実務教育出版
by imuzemi | 2010-06-20 23:55 | 2010年度 軌跡