2011年 05月 20日
初めてのディベート!!!
今回はのあやとゆっちゃんが
2年生の基礎演習の授業で行ったディベートについてレポートしちゃいます♪
「韓国の徴兵制は希望者だけ軍隊に行けばいい。」
という議題についてディベートをしました!!
まずディベートを始める前に、
どのテーマについてディベートをするかということを話し合いました。
・中国と韓国は日韓のような交流はあるのか?
・徴兵制度は必要?
・韓国の学生はなぜあんなに勉強するの?
・美容成形に賛成?
・韓国の芸能事務所のやり方に賛成?
など、たくさん意見が出ました(^o^)
私たちが決定したのが、
この議題でした!!
そして5月17日の基礎演習の授業で、
つ、ついに、ディベートが行われました…(∵)
このように議論を進めていきました。
賛成側と反対側、
どちらも一歩もゆずらない戦いをくりひろげました!!!!!!!
賛成側の全体の意見は、以下のようなものでした。
韓国では軍隊での徴兵中に年間約百人の死者が出ており、そのうちの30%から40%が自殺者であるという実態から、徴兵制を希望制にすればこのような自殺者が減るのではないかという事がありました。
また、医者に多額のお金を渡し偽の診断書を作らせたり、政治家の息子などが軍の上官にお金を渡し、徴兵逃れをすることから、徴兵制を希望制にすればこのような無駄なお金を使うことがなくなるのではないかという意見がありました。
さらに、徴兵制を希望制にすればやる気のある人だけが入隊するので、軍隊の質も上がるのではないかという意見も出ました。
このような賛成側の意見に対して、
希望者にしても訓練の内容が厳しくなるから自殺者は減らないのではないかという意見や、予算がない韓国では、給与もそんなに上げられないのではないかなどが挙がりました。
また、
反対側の全体の意見は、以下のようなものでした。
まず最初に、兵役逃れをする人が問題になっている、などのデメリットを多数あげました。しかし韓国は北朝鮮と休戦中であって、いつ何が起こるか分からない状態にあります。ただでさえ兵役逃れをしている人がたくさんいる状態なのに、希望制にしてしまっては人数不足になってしまうかもしれません。緊急事態の発生時にすぐ対応できるよう多くの軍隊が必要だから、徴兵制を義務化するべき、ということでした。
また、韓国で徴兵制はすでに義務であり、今更なくすことは難しいということや、今まで軍隊に行った人びとの反感があるということも意見にあげられていました。
このような反対側の意見に対して、
日本のように国家公務員扱いにして、給料を今までより多く払えば希望者が少なくなることはないのではないかという意見が出ました。
いやー、
ディベートは終始白熱した(?)様子でしたね!>(・∀・)のあや
そうですね!>(・∀・)ゆっちゃん
そして最後に、先生と司会者2人の講評がありました。
賛成側は、論理性、チームワーク力がたりなかった所が反省点でした。
また、反対側も、事実かどうか分らないまま想像の面で話していた所もあり、少し論理性に欠けていた所が反省点でした。
全体の反省として、資料収集力不足、女性の徴兵制についての言及がなかった所が挙げられました。
そして今回韓国の徴兵制についていろいろ調べて議論をしてみて、
韓国の国民にとってこれはとても敏感な問題であるということがわかりました。
実際にディベートで賛成と反対に分かれて意見を出し合った時、お互いに納得できる所も多々あって、どちらかが良いという判断を下すのはとても難しかったです。
それから、徴兵制がある原因として北朝鮮と陸続きであるという大きな問題があるということも分かりました。
しかし、軽く「戦争をなくせばいい」といえることでもないし、
国同士のしがらみや昔からの歴史的な問題がからみあっていることもあり、非常に複雑だと思いました。
また、平和ボケしている私たちにも決して無関係なことではなく、
よくよく現実を知って考えていかなければならないと強く感じました。
以上で、レポート終わりです!!
長い文章を読んでくださり、ありがとうございました☆
2年の小中彩乃と木村有希でした(^o^)/